日本ではよもぎ蒸しが広く知られるようになりましたが、アーユルヴェーダには古くから伝わるスウェダナという療法があります。
スウェダナは、スチームサウナのことで、体質に合わせたハーブを煮出して体内の不純物を排出し、代謝を促進します。
「和ゆるヴェーダ蒸し」は、スウェダナのようにアーユルヴェーダの理論を取り入れ、そして日本の風土に合わせたハーブをブレンドしています。
アーユルヴェーダとは
アーユルヴェーダは、人をホリスティックに見る世界最古の医学であり、現在では予防医学的な役割も果たしています。
アーユルヴェーダでは、人は生まれつき「ドーシャ」と呼ばれる生命エネルギーを持っており、そのバランスが崩れると様々な不調や疾患が現れると考えられています。
ドーシャは「ヴァータ(空と風)」「ピッタ(火と水)」「カパ(水と地)」の3つから構成され、このドーシャのバランスが崩れると、さまざまな不調や疾患があらわれると考えられています。
ドーシャを知るには
プラクリティとヴィクリティの診断で自分のドーシャを知ることができます。
- プラクリティ=生まれながらに持ち合わせている性質
- ヴィクリティ=季節や環境によって変化する心や体の性質
ここでは、現在の状態を知る「ヴィクリティ」に焦点を当てています。
ヴィクリティ診断
ヴィクリティは「過剰」を意味します。
人が本来持つ性質から、自分の置かれている環境(精神状態、年齢、気候)など、さまざまな影響をうけて変化するのがヴィクリティです。
この診断で、本来の性質のバランスよりも過剰になって乱れているエネルギーを知り、自分をケアしてあげましょう。「本来のあなたらしい健やかな心と体」で過ごすためのヒントとしてお役立てください。
ご使用方法
よもぎ蒸し
量はお好みですが、10~30gくらいのご使用がおすすめです。
薬草風呂
お風呂には、20~30gくらいのご使用がおすすめです。
- 好みの量のハーブを市販のお茶パックや布袋等に詰めます。
- 鍋で湯を沸かし①のハーブを5~10分ほど煎じます。
- 煎じ湯とハーブをパックごと湯舟に入れたらハーブ風呂の完成!!